初めてのJavaScript~第四章~「繰り返し」を理解しよう【超初心者向け】

Javascript
迷えるリス
迷えるリス

「条件分岐」もできるようになりました。

これで私もプログラマーの端くれですね!

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

そうですね。

でも、もう一つ重要な「繰り返し」がまだですよね。

これができれば、プログラマーの端くれになれますよ!

迷えるリス
迷えるリス

ふむ。

あと一歩ということですね!

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

第三章でも説明しましたが、プログラミングの骨組みは

『条件分岐』

『繰り返し』

の2つの処理で組み立てていきます。

 

団体客の料金を計算するプログラムを作る場合、

  • 大人料金:1000円
  • 子供料金:500円

このような入場料の遊園地があるとします。

 

大人か子供か、条件によって料金が変わってくるので、この場合は

『条件分岐』

のプログラムで処理します。

 

さらに、団体客の全体の料金を計算する場合は、 『繰り返し』

 

のプログラムで処理します。

迷えるリス
迷えるリス

そうでした。そうでした。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

では、今回は『繰り返し』について学んでいきましょう。

 

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繰り返しを使ったプログラムを書いてみよう

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JavaScriptの実行する環境の準備ができていない方は、

上記記事をごらんください。

 

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

では、スタートメニューを開いて

「cmd」と入力してEnterキーを押します。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

下記画面が表示されますので、

「cd C:\javascript」というコマンドを実行します。

cdの直後には半角スペースを忘れずに。

迷えるリス
迷えるリス

おなじみの、フォルダ移動するコマンドですね。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

では次に、「notepad repeat.js」

コマンド実行してメモ帳を作成してください。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

メモ帳が開かれて、「新しく作成しますか?」のウィンドウが表示されるので、「はい」を選んでください。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

では、以下のプログラムを書き写してください。

 

var total_price;
total_price=0;
for(var count = 0; count < 10; count++) {

total_price=total_price+1000;

}
console.log(total_price);

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

これは、1,000円の入場料を10人分計算するプログラムです。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

ここで、重要なのは

繰り返し処理である、

「for(・・・)」の部分です。

 

後で、説明しますね。

迷えるリス
迷えるリス

とりあえず、書き写して保存できました。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

それでは、黒い画面に戻って、

いま作ったプログラムを実行してみましょう。

「node repeat.js」のコマンドを実行してみてください。

迷えるリス
迷えるリス

お~。「10000」が表示されました。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

では、解説していきます。

まず、「var total_price;」で合計金額を入れる変数を作成します。

最初は0円なので、次の行で「total_price=0;」とします。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

次が本題の、繰り返し処理です。

for (var count = 0; count < 10; count++) {

***処理***

}
の部分ですね。

迷えるリス
迷えるリス

ふむ。よくわかりませんね。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

分解するとこんな感じです。

for ( 初期値; 繰り返し条件; 増減値 )

 

繰り返し処理は、1回の処理ごとに増減値を増やしたり・減らしたりして、繰り返し条件に当てはまっている間、繰り返す作業を続けます。

 

 

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

初期値:

countという変数を作成して、初期値は今回の場合0です。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

ひとつ飛ばして

増減値:

1回処理が終わるたびに、countという変数に+1します。

迷えるリス
迷えるリス

「count++」ってなんですか?

プラスが二回連続でありますけど。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

これはプログラム特有の書き方なのですが、単純なカウントアップ(1ずつ増えていく場合)では、「count++」と書くことができます。

これは覚えておきましょう。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

最後に真ん中の

繰り返し条件:

countが10以下の場合は繰り返す

 

 

 

迷えるリス
迷えるリス

う~ん、ややこしいですね。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

もう一度まとめると、

初期値:countが0

繰り返し条件:countが10以下

増減値:countに+1

これで、for文の中の処理、

「total_price=total_price+1000;」が繰り返し処理されます。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

そして、最後に「console.log(total_price);」

計算した合計金額を画面に表示します。

 

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

では、問題です。

大人が50人の場合は、どこを変えればよいでしょうか。

迷えるリス
迷えるリス

50人ですか。50回繰り返せば良いんですよね・・・。

つまり繰り返し条件を変えれば良いだけだから・・・。

 

 

迷えるリス
迷えるリス

こうでしょうか。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

では、プログラムを実行してみましょう。

迷えるリス
迷えるリス

やった~。50人分の料金の「50000」が表示されました!

 

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

おめでとうございます!

繰り返しもできるようになりましたね。

 

大人と子供が混ざった団体客の料金も、条件分岐と組み合わせることで計算ができるようになります。

しかし、それはプログラムが複雑になるので、またの機会にしましょうね。

 

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

これで、プログラミングの基本である。

変数

条件分岐

繰り返し

の3つが理解出来たと思います。

 

その他にも、配列や関数など学ぶことはまだまだありますが、ここまでできれば、ひと区切りできたかなという感じですね!

迷えるリス
迷えるリス

やったー!

でも、まだまだ学ぶことはあるんですねぇ~・・・。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

頑張りましょうね!


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