30代おっさん激ハマり!Amazon Primeのオリジナルドラマ「BOSCH/ボッシュ」

「BOSHC/ボッシュ」という海外ドラマをご存じだろうか?

 

海外ドラマは見ないタイプのおっさんだった私だが、このドラマには激ハマりして、何回も見返している。

シーズン1・2は、3回。その他のシーズンも2回は見返している。

寝る前に軽率に見始めると最後。眠れなくなる。とめられない。

 

それくらい、30代のおっさんの心にギュンと刺さった名作ドラマなので、ぜひともその魅力を紹介したいと思う。

 

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「BOSHC/ボッシュ」とは

ロサンゼルス市警の刑事、ハリーボッシュが主人公の、小説「ハリーボッシュシリーズ」(作:マイクル・コナリー)のドラマ化作品。

(2020年4月現在)Amazon Prime Videoにてシーズン6までが配信中。

Amazonオリジナルでは最長シーズンを誇る作品で、

最終シーズンとなるシーズン7も、現在制作中とのこと。

 

1話は、約45分。飽きずにみられる丁度いいボリューム。

1シーズン全10話で構成なので、

1シーズンぶっ続けで見ると約7時間30分。

 

ちなみに、私は寝る前に3話ずつ観て、ほぼ3日で見終えるスタイルだった。

 

複数の事件が絡み合う、秀逸なストーリー

「BOSCH/ボッシュ」の魅力は、複数の事件が絡み合う、複雑だけど奥深いストーリーにあると思う。

主人公のボッシュや、その同僚が扱う事件が並行して描かれ、それぞれが複雑に絡み合うかたちでドラマは進んでいく。

繋がりがなさそうな事件が、意外なところで繋がったり、

逆に、実は繋がっていなかったなど、

1度見ただけでは混乱間違いなし・・・。

なのだが、そこが逆に奥深く、何回も見たくなる要素でもある。

 

さらに、あるひとつの事件については、シーズン1からシーズン4にまで、またがって描かれる。

 

早期に解決する事件もあれば、何十年の時を経て動き出す事件もあり、刑事の仕事の地道さをリアリティをもって感じられる。

シーズン4の最終話で解決に至ったときは

「お疲れ、ボッシュ・・・」と、心の底から呟いてしまったほどだ。

 

様々な立場・想い・プライドが交錯する人間ドラマ

「BOSCH/ボッシュ」のもう1つの魅力は、

登場人物が多彩で、それぞれの立場や想いがあるところだ。

 

これも見返すたびに、1度目では気づかなかった新たな発見がある。

それほどに綿密に練られた人間関係は

重厚なストーリーに、さらなる深みを与えている。

 

しかし、逆に言うと

1度見ただけだと、「え?誰だっけ?」と停止ボタンを押して巻き戻したくなるシーンが度々出てくるので、その辺は覚悟が必要かもしれない。

 

シーズンを通して成長する登場人物たち

主人公のボッシュは、複雑な家族関係を持ちながらも、家族との絆の在り方を模索していく。

上司のアーヴィングは、警察組織の中での出世を目指し、政治的な戦略をめぐらす。

 

すべての登場人物が、それぞれ抱える問題を解決して成長していく様子が描かれる。

時には挫折もあるが、それも人生。

このドラマでは、多種多様な人生の一部を垣間見ることができる。

登場人物紹介

主要な登場人物は以下の3名。

ハリー・ボッシュ


↑Amazon Prime Videoへのリンク

主人公のベテラン刑事。

経験に基づく鋭い勘で、数々の難事件を解決していく。

強引な捜査も厭わないため、

警察内外で大きな問題になることも数知れず。

ジェリー・エドガー


↑Amazon Prime Videoへのリンク

ボッシュの相棒。

オシャレで、いつも高価なスーツを身にまとう。

強引なボッシュにいつも振り回されるが

ボッシュの捜査手腕を尊敬していて、良き理解者でもある。

腐乱死体がどうしても苦手。

アーヴィン・アーヴィング


↑Amazon Prime Videoへのリンク

ボッシュの元上司で、シーズン1ではロス市警の副本部長。

ロサンゼルスの平和を誰よりも願う

正義感溢れる良きトップ。

 

ただ、出世のために汚れた仕事をしたこともあり

それが出世の足枷になってしまう。

<以下、ネタバレ>シーズン1の感想

憂鬱なクリスマス

今後、因縁の相手となる女性弁護士チャンドラーが第1話から登場。

その関係性は、アムロとシャアに近いだろうか?

敵同士だったが、目的が一致して仲間になるが、やはり最後は敵になる。

どちらにも正義があり、お互い気に入らないが認め合う不思議な関係。

 

はじめてみたときは、憎たらしいと感じたチャンドラーが

シーズン6まで観たうえだと、なぜか魅力的に感じる不思議。

 

正当防衛で犯人を射殺したボッシュ。

裁判にてチャンドラーは、ボッシュの暗い過去を無理矢理紐付けて

怨恨で射殺したのではないかと攻め立てる。

 

初見はチャンドラーが憎たらしいだけだったが

シーズン6まで観たうえだと、チャンドラーが正しく

事件に必要な弁論をしていることに気づく。

 

迷える光

アーヴィングの息子のジョージと、その相棒ピアスが初登場。感慨深い・・・。

シーズン1のキーパーソンであるレイナード・ウェイツを逮捕。

この時点で、

・ボッシュの犯人射殺裁判

・子供の白骨化事件

・ウェイツの殺人事件

・ボッシュ母殺害の未解決事件

・ブレイジャーとの恋物語、ブレイジャーの規定違反

と、5つの事象が絡み合う。

 

ボッシュの恋物語の展開は、改めて見返すと新鮮だ。

シーズン後半は枯れている(もちろん良い意味で!)からね。

「会社の波止場で魚を釣るな」 名言。

 

そしてパウンズ警部の下衆なこと。

まぁボッシュのように、言うことを聞かない部下が

問題を起こし続けてたら、排除したい気持ちも分からなくはないけど。

 

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