【やさしく解説】2020年度から始まる”プログラミング教育”って何をするの？

小学校でもプログラミングが必修になる話知ってる？

ぴかり（妻）は心配性だなー。

でも、そんなぴかり（妻）のために、

2020年度から始まる小学校のプログラミング教育について調べてみたよ！

そもそも、何でプログラミング教育を始めるようになったのか

その背景を考えてみよう。

背景には、日本が「IT力」を高めたいということがあるんだ。

今の子供たちが大人になる頃には『超スマート社会』と呼ばれる、すごく未来的な、SF映画に近いような社会になると言われているんだ。

ネーミングセンスは置いておくとして・・・。

例を挙げると

• 遠隔でお医者さんの診察を受けることができる
• 人工知能が機械を動かす”スマート工場”ができる
• レジがなく、店の商品を持ち出すだけで自動支払いができる

などなど、インターネットを活用した便利な社会のことなんだ。

このような社会を担っていくためには、IT知識のある人材がたくさん必要になるんだ。

国際社会でも「IT力」をめぐる競争が激化することが予想されているよ。

もうすでにヨーロッパ等の国々では小学生のプログラミング教育が始まっているしね。

文部科学省などが作成した、プログラミング教育についての一般向け紹介資料をみると、以下のような、ねらいがあるんだって。

まぁ、ここで重要なのは、プログラミング言語を覚えたり、プログラミングの技術を習ったりすることを目的としていないということなんだ。

プログラミングって聞くと、こんなイメージだよね？

でも、小学校のプログラミング教育は、こんな暗号文（プログラムコード）を書けるようになることが目的じゃないんだよ。

じゃあ、プログラミング教育は何をするのか。

それは、さっき出てきたプログラミング教育のねらいにある、

”プログラミング的思考”をはぐくむ

ということなんだ。

こんなプログラムコードを書けるようになるための

基礎的な考え方を学ぶんだよ。

専門用語で「アルゴリズム」って呼ばれるものだよ。

例えば、

・キノコを食べると大きくなる

・フラワーを食べると火の玉を投げれる

・ただし、チビの状態でフラワーを食べても大きくなるだけ

っていうルールをアルゴリズムで表現してみよう。

まぁ・・・そんな感じかな？

これがアルゴリズムの考え方なんだよ。

複雑になると、こんな感じだよ。

固まっちゃったね・・・。

でも、大丈夫！

アルゴリズムを作れるようになるための、基礎的な考え方を小学生から学ぶのが、小学校のプログラミング教育なんだよ。

さらに言うと、「算数」「国語」みたいに

「プログラミング」っていう授業ができるわけじゃないんだよ。

具体的な内容はまだわからないけど、

「算数」や「国語」など、今ある教科の中で、プログラミング思考をみにつけるような授業内容になるみたい。

一つ例を挙げると、杉並区立西田小学校では、「正三角形をプログラムを使って書こう」という授業が実施されたんだって。

いや、何もしなくて良いよ。

基礎的な考え方を一から学んでいくから、事前知識は特に必要ないと思う。

また、プログラミングは興味が持てない段階で、嫌々やらされても伸びるものではないしね。

小学生向けなら、ゲームで遊びながらプログラミング体験をするのがいいと思うよ！

Nintendo Switchのゲーム「Nintendo Labo（ニンテンドーラボ）」には、遊びながらプログラミングを体験できる「Toy-Conガレージ」っていうモードがあるんだって。

これを楽しめるかどうかで、興味のある・なしが分かるんじゃないかな。