初めてのJavaScript~第三章~「条件分岐」を理解しよう【超初心者向け】

Javascript
迷えるリス
迷えるリス

プログラミングでつかう変数もわかるようになりました!

次は何を覚えればいいですか?

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

着実に前進していますね!

次は、『条件分岐』を覚えましょう!

迷えるリス
迷えるリス

ふむふむ・・・

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

プログラミングの骨組みは、

『条件分岐』

『繰り返し』

の2つの処理で組み立てていきます。

迷えるリス
迷えるリス

・・・はい。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

ははは。

では例をあげてみますね。

 

団体客の料金を計算するプログラムを作る場合です。

 

  • 大人料金:1000円
  • 子供料金:500円

このような入場料の遊園地があるとします。

 

大人か子供か、条件によって料金が変わってくるので、この場合は

『条件分岐』

のプログラムで処理します。

 

さらに、大人と子供が混ざった団体客の全体の料金を計算する場合は、 『繰り返し』

 

のプログラムで処理します。

迷えるリス
迷えるリス

なるほど~。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

今回は、その『条件分岐』について学んでいきましょう。

 

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条件分岐を使ったプログラムを書いてみよう

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JavaScriptの実行する環境の準備ができていない方は

上記記事をごらんください。

 

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

では、スタートメニューを開いて

「cmd」と入力してEnterキーを押します。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

下記画面が表示されますので、

「cd C:\javascript」というコマンドを実行します。

cdの直後には半角スペースを忘れずに。

迷えるリス
迷えるリス

これは、プログラムの置き場所へ移動するコマンドでしたよね。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

その通り。

では次に、「notepad conditions.js」

コマンド実行してください。

このコマンドは、メモ帳で「condition.js」というファイルを作成するものです。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

メモ帳が開かれて、「新しく作成しますか?」のウィンドウが表示されるので、「はい」を選んでください。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

以下のプログラムをメモ帳に書き写してください。

var customer_old;

customer_old=process.argv[2];

if ( customer_old <= 18 ) {
console.log(“500yen”);
} else {
console.log(“1,000yen”);
}

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

これは、18歳以下なら500円、それ以外であれば1000円を判定するプログラムです。

迷えるリス
迷えるリス

書き写して、メモ帳を保存しました!

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

それでは、黒い画面に戻って、

いま作ったプログラムを実行してみましょう。

「node conditions.js 10」のコマンドを実行してみてください。

迷えるリス
迷えるリス

ドキドキ。

( 10って何だろう? )

迷えるリス
迷えるリス

む、「500yen」って表示されました。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

”10”歳だから子供料金の500円が表示されました。

迷えるリス
迷えるリス

じゃあ、僕の年齢を入れてみると・・・?

迷えるリス
迷えるリス

おおぉ~。「1,000yen」と表示されましたね。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

(迷えるリスさん・・・45歳だったんだ・・・。)

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

では、プログラムの解説をしていきましょう。

まずは1行目~2行目の

 

var customer_old;

customer_old=process.argv[2];

 

です。

迷えるリス
迷えるリス

なんか暗号みたいでよく分からないです。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

ここでは、第2章で説明した「変数」が使われています。

「変数」とは値を保持する箱のようなものでしたね。

「var customer_old;」で「customer_old」というシールが貼られた段ボール箱ができたイメージです。

2行目の

「customer_old=process.argv[2];」で、そのダンボール箱の中に、「process.argv[2]」という値を中に入れたことになります。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

「process.argv[2]」は、コマンド実行時のパラメータの値です。

迷えるリス
迷えるリス

コマンド実行時のパラメータ???

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

今回の例で言うと、10とか45とか年齢を、プログラム実行コマンドの後ろに付けていましたよね?これを、パラメータと呼びます。

つまり

「customer_old=process.argv[2];」

とすることで、変数「customer_old」にパラメータの値が入るということです。

迷えるリス
迷えるリス

この process.argv[2][2]って何の数字なんですか?

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

これは、プログラム実行コマンドの3個目に書かれた文字を取ってくるという意味です。

迷えるリス
迷えるリス

3個目?

2なのに、3個目なんですか?

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

1個目は「0」から始まるんです。

これは、プログラミングの世界では当たり前の考え方なので、覚えておきましょう。

 

迷えるリス
迷えるリス

ふ・・・ふむ。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

そして、次からが本講座のテーマである条件分岐です。

 

if ( customer_old <= 18 ) {
console.log(“500yen”);
} else {
console.log(“1,000yen”);
}

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

条件分岐の書き方です。

 

if ( 条件 ) {

*** 処理1 ***

} else {

*** 処理2 ***

}

迷えるリス
迷えるリス

条件に合致したら、処理1を実行して、

合致しなければ処理2を実行するってことで良いですか?

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

その通りです。

今回のプログラムで言うと、

if ( customer_old <= 18 ) {

なので、変数「customer_old」が18以下という条件です。

ぴかり(夫)
ぴかり(夫)

これが、「条件分岐」です。

迷えるリス
迷えるリス

わかりましたー。


 

同じ内容をYouTubeでも解説しています。

文字で読んで理解しにくい場合は、こちらも見てください。


 

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